komatsu.jpg小松 一彦(指揮者)Kazuhiko Komatsu
桐朋学園大学指揮科卒業。斎藤秀雄氏に師事。NHK交響楽団指揮研究員、旧西独ライン・ドイツ歌劇揚副指揮者を経て、1978年N響を指揮し、正式デビュー。現在、チェコの名門プラハ交響楽団の常任客演指揮者を務め、世界第一線で活躍する国際的指揮者である。・・・・続きプロフィール全文

English Profile


2008年12月10日

ハンガリー国立フィル管弦楽団デビュー!

2009年11月12日 ハンガリー国立フィル管弦楽団デビュー! 大興奮でブダペストの観客に迎えられた模様は、 後日、掲載いたします。
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2008年12月08日

プロフィールをもっと知りたい。

出身:東京都
趣味:自動車・ワイン
好きな食べ物:珍しい魚料理
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ディスコグラフィー

◆◆ 小松一彦 CD  ◆◆

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◆SHOSTAKOVICH(ショスタコーヴィチ) SYMPHONY No.5 交響曲 第五番 二短調 「革命」
小松一彦 指揮 サンクトペテルブルク交響楽団
ビクターエンターテイメント株式会社  VICC‐163
 
 
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◆貴志康一 生誕80周年記念コンサート  交響組曲「日本スケッチ」  ヴァイオリン協奏曲
小松一彦指揮  数住岸子(ヴァイオリン) 東京都交響楽団 〈ヴァイオリン協奏曲〉
ビクターエンターテイメント株式会社  VICC‐40

   
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◆貴志康一 没後50周年記念コンサート 交響曲「仏陀」 他
小松一彦指揮 東京都交響楽団
ビクター音楽産業 VDC−1180
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2008年12月05日

サンクトペテルブルグ・フィル定期公演に エキサイティングなデビュー!

小松一彦 サンクトペテルブルグ・フィル定期公演に エキサイティングなデビュー!
熱演・名演に、オーケストラから即座に2005/2006シーズンも出演要請される!
2004年1月25日 サンクトペテルブルグのフィルハーモニーホールにて。
 

ここ10年の間にロシア音楽を深く研究し、また本場のサンクトペテルブルグ交響楽団(アレクサンドル・ドミトリエフ音楽監督)、マリインスキー歌劇場フィルを指揮し、現地で大変高い評価を得てきた小松一彦は、先の1月25日に、巨匠エフゲニー・ムラヴィンスキーが50年にわたり不動の名声を築き、現在はユーリー・テミルカーノフが芸術監督を務める世界の名門 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団に鮮烈なデビューを飾りました。帰国してまもない小松一彦に話を聞きました。
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写真: サンクトペテルブルグの音楽の殿堂フィルハーモニー大ホール入り口。 公演ポスターの前にて

Q:デビュー公演のご成功おめでとうございます。今までにもサンクトペテルブルグの2つのオーケストラを指揮していらっしゃいますが、今回初めて共演されたサンクトペテルブルグ・フィルの特性をどうお感じになられましたか?

小松:このオーケストラは、ロシア的な力強さは勿論のこと、透明感のある繊細さが特徴です。特に弦楽器の弱音の美しさと緊張感は世界的にみてもナンバーワンのレベルでしょう。またプーシキンが「ヨーロッパへの窓」とサンクトペテルブルグの街を称したように、この都市自体がもっているヨーロッパ的な雰囲気そのものの要素も根底となっていると思います。その上にロシア的な力強さと繊細さがハイ・レベルであり、そうした個性がはっきりしている素晴らしいオーケストラです。

Q:演奏の成功はどういうところにあったと思われますか?

小松:いままで、10年にわたってロシアのオーケストラとの演奏を積み重ねてきて、ロシア・スラヴ的音楽の特性を自分なりに体感し、体得してきましたことが大きいと思います。 とても嬉しかったのは、初日の練習が終わった時にすぐさまコンサート・マスターのレフ・クルチコフに、「あなたの指揮での演奏はコンフォータブル(心地良い)だと皆言っている」と言われたことです。その言葉にホッとして、とても自信となりました。 ロシアのオーケストラが持っている特有の音楽性を把握した上で、自分の解釈をのせたことが、オーケストラとの呼吸がしっくりいった原因だと思います。

Q:ロシアの特性で体得されたこととはどのようなものですか?

小松:それはまずおなかの底から、図太い音を出す音楽性ということですね。一般的に日本人には欠けている要素でしょう。日本人はこぎれいに演奏しますが、音より魂が前に出てくるということは少なく、物足りなさを感じることがあります。 またロシアのオーケストラと演奏する上で重要なポイントは、メランコリックなメロディーを充分に歌い、心をこめて演奏するということですね。余談ですが、オーボエとフルートのトップ奏者はエフゲニー・スヴェトラーノフが音楽監督だったロシア国立交響楽団の元団員でした。そのフルート奏者が、演奏後に楽屋にやってきまして、私の音楽作りと指揮振りがスヴェトラーノフさんによく似ているといわれました。

Q:プログラムはグラズノフの交響詩「ステンカラージン」とシューマンのピアノ協奏曲、そしてメインにシベリウスの交響曲第2番を据えられました。

小松:実は、サンクトペテルブルグ・フィルのデビュー公演にあたっては、ベルリオーズの「幻想交響曲」を演奏したかったのです。ベルリオーズはサンクトペテルブルグとはとても密接な深い関係をもっています。彼は当時、故郷のパリでは才能を認められていなかったのですが、彼の書いた「管弦楽法」という本がロシア国民楽派に影響を与えており、晩年にサンクトペテルブルクに招聘されているんですね。体調も思わしくなかったのですが、自分にとって最後の栄光の日となるとの思いで冬のロシアを訪れた、というエピソードもあるので、「幻想」を演奏したかったのです。 しかしオーケストラの定期公演プログラムの兼ね合いで希望通りに行かず、オーケストラ側からシベリウスの交響曲第2番を提案されました。自分としても得意のレパートリーですし、最終楽章のクライマックスは、真冬の国において、熱い演奏をして盛り上がるという、北国の人々の音楽の楽しみかたの典型となりますので、喜んで引き受けました。 そしてメインの曲が本場のロシアものでなくなったので、冒頭の曲には、その国に対する敬意を心から表するということと、好感度アップもちょっと狙って、お国もののグラズノフの交響詩「ステンカラージン」を私から提案しました。その提案にとてもオーケストラが喜んでくれました。また楽員代表でチェロ首席奏者のチェルニャージェフによれば、この曲はサンクトペテルブルグ・フィルでは50年以上演奏していないとのこと! 現メンバーでは演奏した者がいないということがわかり、好感度アップもさることながら、これでオーケストラより、やや優位に立つことができましたね。(笑)  また、付随した面白い現象として、あまり演奏されない曲だったために、公演休憩中に販売パンフレットが売りきれてしまったそうです。 しかもグラズノフとシベリウスは同年生まれの友人同士ですし、奇しくもプログラミングは成功したといえますね。

Q:現地の音楽通の方に「オケがあんなに楽しそうに演奏しているのを見たのは久しぶり」との言葉があったそうですね。

小松:ええ。「コンサート終演後には、楽屋にコンサートマスターを始め、各トップ奏者が入れ替わりたちかわり挨拶に来たのをみたのははじめて」とも言われて嬉しいです。そしてオーケストラの副総裁が現れ、「2004/05シーズンはブッキングが終わってしまっているが、2005/06のシーズンは又あなたをお招きいたします!」と即座に提案されました。それから以前に指揮をしたことがある、サンクトペテルブルグ交響楽団の音楽監督アレクサンドル・ドミトリエフ氏も尋ねてくださり、再び彼のオーケストラを指揮してほしいとの要請もありました。
 
Q:成功を物語る何よりのエピソードですね。デビュー公演のご成功、おめでとうございました。


日時:2004年1月25日(日)
会場:
フィルハーモニーホール(ロシア・サンクトペテルブルグ)
指揮:小松一彦
管弦楽:サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:イリーナ・チューコフスカヤ
プログラム:グラズノフ:交響詩「ステンカラージン」7.jpg
       シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54
       シベリウス:交響曲第2番ニ長調 作品43

定期公演のリーフレット と売りきれとなったパンフレット⇒


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美しい白亜のホールでリハーサル

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シューマンを共演したイリーナ・チューコフスカヤ

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左から小松、副総裁、クルチコフ(コンサートマスター)、
コントラバスの首席奏者

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終演後楽屋に駆け付けた奏者や首脳陣


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楽員代表のチェロ首席奏者チェルニャージェフ 
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2008年12月03日

プロフィール

komatsu.jpg小松 一彦(指揮者)Kazuhiko Komatsu
桐朋学園大学指揮科卒業。斎藤秀雄氏に師事。NHK交響楽団指揮研究員、旧西独ライン・ドイツ歌劇揚副指揮者を経て、1978年N響を指揮し、正式デビュー。現在、チェコの名門プラハ交響楽団の常任客演指揮者を務め、世界第一線で活躍する国際的指揮者である。

1994年のロシアでのデビュー以降、チェコやスロヴァキアなど東欧諸国へも継続的に客演する。2001年には北欧にも活動の場を広げ、ノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を指揮。2002年、ロシアのキーロフ歌劇場フィルハーモニー管弦楽団、2003年にはイスタンブール国立交響楽団、それぞれの日本ツアーの指揮をとった。

2004年、世界最高のオーケストラの一つ、サンクトペテブルグ・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会にデビュー。2005年6月、プラハ響と日本ツアーを行うとともに、同オーケストラを指揮したCD「ドヴォルザーク:交響曲第9番<新世界より>・スメタナ:交響詩<モルダウ>」もリリースされた。2006年、プラハ響定期演奏会にて<モーツァルト生誕250年記念プログラム>、サンクトペテルブルク・フィル定期演奏会で<ショスタコーヴィチ生誕100年記念プログラム>をそれぞれ指揮し、絶賛された。

2008年には、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を指揮して、ハンガリーにデビューする。

現代作品・邦人作品の演奏に於いても第一人者として、芥川作曲賞など年間数多くの新作初演に取り組む一方、大正・昭和期の作品の復元・紹介、特に“夭折の天才”といわれる貴志康一や須賀田磯太郎作品の監修・復元・CD化(ビクター/ナクソス)は日本洋楽史の欠落したページを埋める仕事として高い評価を受けている。また、NHKテレビ「名曲アルバム」やテレビ朝日系「題名のない音楽会」の指揮者として、放送での活躍も多い。

多忙な演奏活動の傍ら大阪芸術大学・大学院教授を務め、オーケストラやオペラ、後進の指導に情熱を傾けている。これまでイタリア放送協会賞、大阪府民劇場奨励賞を、また2001年、現代音楽・邦人作品での長年の優れた業績に対し、第19回中島健蔵音楽賞を受賞した。著書に「実践的指揮法」(音楽之友社刊)、エッセー集「小松一彦の音楽紀行」等がある。 
ホームページ: http://www.kazuhiko-komatsu.com
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2008年12月01日

Profile

komatsu.jpgKazuhiko Komatsu (Conductor)
Graduate of the Toho Gakuen College’s Conducting Department where he studied under Hideo Saito. After serving as a conducting intern with the NHK Symphony Orchestra, as well as associate conductor of the Rhine Germany Opera House in West Germany, he made his official debut as conductor of the NHK Symphony Orchestra in 1978.  He is one of Japan’s foremost international conductors. Currently he is working as a permanent guest conductor of the distinguished Prague Symphony Orchestra.  He has also become a very broadly popular conductor from his appearances on NHK’s “Famous Works Album” (Meikyoku Arubamu) and Asahi TV’s “The Unnamed Concert” (Daimei no nai Ongakukai) television programs.
Amidst his full performing schedule, he is also teaching as a professor at the Osaka University of Arts, working fervently at developing new young orchestras and conductors for the future.  From July of 2003, he has also served as the artistic director of the Saitama Arts Foundation.  He has been honored with the Italian Broadcast Association Award and the Osaka Fumin Hall Achievement Award, as well as the 19th Kenzo Nakajima Music Award in 2001 for his many years of great achievements in the advancement of modern music and works by Japanese nationals overseas.
In 2001 he made his Northern European debut conducting the famous Norwegian Bergen Philharmonic Orchestra and in 2004 released the CD, “From the New World/The Moldau” with the Prague Symphony Orchestra.
In January 2004, he made a brilliant and highly praised debut with Russia’s world-famous St. Petersburg (formerly Leningrad) Philharmonic Orchestra that was nurtured by Mravinsky and further developed by Temirkanov to become on of the greatest orchestras in the world. And the decision was immediately made for him to perform once more during the 2005/2006 season, placing him among the great maestros of the world. In February 2006, he enjoyed high praise for his conducting of the regular concerts of the Prague Symphony Orchestra (a special program in celebration of the 250 anniversary of the birth of Mozart) and the regular concerts of the St. Petersburg Phil (a special program in celebration of the 100 anniversary of Shostakovich’s birth).  In 2008 November, he will make his debut with Hungarian National Philharmonic Orchestra in Hungary.
Kazuhiko Komatsu`s Homepage:  http://www.kazuhiko-komatsu.com
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